採用情報

RECRUIT

ものづくりの誇りをかけて
ミクロン単位の加工に挑む

令和2年 入社

鈴木 健太

製造部
第一製造課

現在の仕事とやりがい

NC旋盤を使った、粉末冶金製品の精密加工を行っています。お客様から送られてきた「素形材」を加工し、製品として仕上げる工程になります。
業務の流れは、まず生産技術課から送られてくる「工作表」を確認します。これは完成図面の他、使用する標準的な工具や加工方法、注意すべきポイントなどがまとめられており、当社のものづくりのノウハウが詰まった、まさにバイブルといえます。
続いて、加工物を掴んでNC旋盤にセットするための「治具」を造ります。NC旋盤を使うということで機械任せの仕事と思われるかもしれませんが、当社で扱っている製品は、そのほとんどがミクロンオーダー、つまり公差が1000分の数ミリという超精密部品です。そのため、旋盤のチャックに加工物を確実に固定する治具の精度がとても重要で、最終的には数値で表せない感覚でフィッティングを追い込んでいく作業になります。ここまでの「段取り作業」ができることが、製造スタッフとしての最初のマイルストーンといえますね。
こうして段取り作業が終わったら、NC旋盤による自動化工程に移ります。刃物や治具の摩耗によって品質にバラツキが出ないよう適宜検査を行い、予定数の加工が終了するまで、厳しく品質を管理していきます。

加工設備が充実しているとはいえ、そのキモとなる部分には、このようにまだまだ人の手や感覚が欠かせません。以前は1日がかりで行っていた新製品の段取り作業も、今では半日くらいでこなせるようになりましたが、そうやって自分の成長を実感できるところに大きな達成感がありますね。

入社理由

実は2年ほど他業種で働いていたのですが、どうしてもものづくりへの憧れが捨てられなくて、転職支援の学校で機械加工を学び直したんです。三実精工を知ったのも、その学校の紹介でした。「粉末冶金」は当社の会社案内で初めて知りましたが、「こんなものづくりの方法があるんだ」という新鮮な驚きと、他にはない技術が、とても印象的でした。そして決め手になったのは、会社見学で聞いた「ものづくりは人づくり」という言葉です。この会社なら、夢だったものづくりを通じて成長できると確信して、入社を決意しました。

三実精工の、ここがジマン!

少数精鋭でものづくりを追究している会社ですので、頼りになる先輩、尊敬できる上司が身近にいます。特に入社してからずっと同じ現場で支えていただいている先輩には、質問すべきことすらわからないという新人のころから、時に手を引き、時に背中を押しといった具合に丁寧に指導してもらいました。今、こうして段取り作業ができるようになったのも、この先輩の教えの賜物だと思っています。
まだまだ現在の業務で腕を磨かなければいけない部分はありますが、いずれはマシニングセンターを使った加工技術を身に付けて、より多くの製品に挑戦したいというのが現在の目標です。そういった挑戦ができるのも、三実精工の魅力です。

就職活動中の皆さんへ

金属加工を得意とするメーカーはたくさんありますが、当社のように粉末冶金製品を扱えたり、ミクロン単位の精度が当たり前という会社は、かなり希少な存在です。それだけに、他にはない技術を持っている、他にはないものづくりをしているという自負を、社員一人一人が持っています。僕たちと一緒に、誇りあるものづくりに挑戦しましょう!

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